笠井 亮さん(日本共産党衆議院議員)の演説を聞く。
2009年6月24日(水)・午後7時・第4峡田小学校体育館・聴衆400人超
*笠井 亮 さん
1952年生まれ
1995年 参議院議員当選
2005年 衆議院議員当選
日本共産党中央委員・国際局次長・憲法部会長
(演説のメモ・一部)
・早いもので荒川の皆様のご支援で衆議院へ送っていただいてから4年が経ちます。
その前に参議院議員を1期務めています。10年の国会活動になります。
1千万都民の政治への期待、怒りを受けとめ全力で闘ってきました。(拍手)
・いよいよ選挙です。
自民党のある派閥の幹部が「総選挙はいつごろになりますかね?」と私に聞きにきました。(笑)
麻生おろしも起きています。
選挙対策の方は、宮崎県の東国原県知事へ衆議院選への出馬を要請し"総理大臣ならやってもよいですよ。”と言われています。
自民党も落ちたものです。
・「今こそ日本共産党」!ポスターにあります。まさにこの通りです。
衆議院での投票は二つあります。比例と選挙区です。
比例は、政党名で「日本共産党」と書いていただく選挙ですが、現在東京では17議席中1議席だけです。
これを2議席、3議席とふやしてください。
選挙区は、14区、伊藤文雄さんです。すでに国会でー陳情で来られー私と一緒に活動しています。
押し上げをよろしくお願いします。
・東京都議会選挙が始まります。
荒川区では、"鈴木けんいち”さんをよろしくお願いします。
共働きで子育てをし、区内の中小企業で働き、労働運動、青年運動に参加した方です。
荒川区にピッタリの候補者です。
鈴木けんいちさん勝利のため全力を上げようではありませんか。
ーーーー
*暮らしを守る問題について話された。
*雇用を守る問題ー共産党の取り組みについて話された。
*社会保障ー憲法25条ーについて話された。
特に「後期高齢者医療制度」は廃止しかない、と強調した。
*税金は、負担能力のある人が負担する、これが世界の常識になっている。
すぐ消費税増税を言うのは許されないし絶対反対だ、と強調した。
ーーーー
・次に大企業と政党の関係ー政治献金の問題ですが、これは深刻です。
西松建設問題では、裁判も始まりました。
裁判がおかしいと言う人もいます。しかし、裁判の中で西松側が、この献金はまずいと思った、それで新たな団体を作った。二つのダミー団体を作った。これを通して献金(ワイロ)を送った。こう言っています。
巧妙に仕組まれた脱法行為です。
この点は、自民党ー二階さんーも民主党も同じです。
・民主党は、3年後に企業献金を禁止すると言っています。
しかし、悪いと思ったら法律を作るまでもなく自分で禁止し、受け取らなければ良いではありませんか。
民主党は経団連との「語る会」で、「企業・団体献金を即全面禁止すれば、われわれも干上がってしまう。禁止までの3年間については、引き続きご支援をたまわりたい」と要請しています。
このような姿勢が、大企業中心の政治、大企業の横暴にメスを入れられない原因になっているのです。
日本共産党は、大企業からの政治献金は1円も受け取りません。
ですから派遣切り、雇い止め、雇用問題でも、トヨタ、パナソニック他、企業名を上げ、追求できるし、場合によっては会社へ乗り込んで交渉もできるのです。「自動車工業会」の会長は国会へ呼ぶこともできました。
ーーーーー
(ボク:とても大事なことだと思う。「政権交代」をしても大企業の思いのままだったら、国民の生活には変化は無い。
郵政問題でも、やっぱりニシカワ社長の続投が決まった。役員会で少しテレビに顔の出た一連の方々ーオクダさんとかミタライさんーは「・・・何を言っても最後はわしらの思うとおりになるんや・・・」、と(言外に)匂わせていた。
「政権交代」といえば、最近の「二大政党制」キャンペーン、特に「民主党報道」は大々的で凄まじいものがある。
一時期の「小泉改革報道!」「北朝鮮の拉致報道!」と似たところがある。あの時は一種の"集団発狂”の状態を作り出した。その後は、現在は、あの報道はどうなっているのだろうか。
「民主党報道!」も同じことになるのではないのか。内容が問題だ。民主党が何をやってきたか内容を報道してもらいたいものだ。)
ーーーー
(演説の続き)
・次に平和の問題です。
憲法9条を生かして自主、自立の日本外交を切り開いていくときです。
4月5日、オバマ大統領はプラハで演説を行い、アメリカ大統領として初めて「核兵器廃絶をめざす」と発言しました。
私は被爆2世です。
学生時代から核兵器廃絶を訴え行動してきました。
アメリカへも行きました。
アメリカのロッキーで核廃絶を訴えた時、聴衆から“Remember Pearl Harbor!”と応えられました。
それが現在、大統領が核廃絶を言うまでになったのです。
私達はアメリカを批判しますが、良いことは良い評価する立場です。
共産党はオバマ大統領に手紙を書きました。
これまでにアメリカへは5回手紙を書いています。
今回初めて共産党へ返事がきました。
アメリカは本気だな、と思いました。
・日本にある各国大使館へ核兵器廃絶に関する日本共産党の立場の書簡と手紙を届けました。
志位さんと一緒に私も行きました。
ある国の大使は、「日本共産党はオバマ大統領のハートを射止めましたね」と感想を述べました。
・オバマ大統領は、「日本政府と協力したい」と言っています。
志位さんは麻生総理と会い、手紙を届けています。
麻生さんは、「(オバマ演説は)スゲー、スゲー」とは言いますが、「どうか引き続き日本をアメリカの核で守ってください」という立場です。情けないとしか言いようがありません。
唯一の被爆国として、核兵器廃棄のため一緒に行動しましょう、とういうのが当たり前の立場ではないでしょうか。
ーーーー
ボク: ①オバマ演説をめぐって、日米関係はどういうものなのか?と考えさせられる。
「日米安保条約」がある。オバマ演説は従来の日米軍事同盟の立場からほんの少し抜け出す内容、ということなのだろうか。
自民党も民主党の一部もオバマ演説には随分消極的だ。否定的ですらある。すこし、あわてているようにも見える。「これまでどおりでお願いします」を繰り返している。
オバマ演説に対する世界各国の明るい反応と正反対だ。
何故だろう。
自民も民主もアメリカの従来のような支持(指示)がなければ日本の政治も外交もやっていけない、ということなのではないのか。核も含め従来のようなアメリカでなければ日本の保守政党は日本を統治できない、ということなのか。核廃絶より大事なものがあるということか。まさかとは思っていたけど。
「対米従属」=米軍基地が第一だった。「対米従属への積極的協力者」=すこし見えてきた。
②2009年6月14日(日)赤旗・2面・ニュース@NEWS
「世界の前向き変化の足引っ張るー公明新聞コラム」を読む。
記事
・「公明新聞」12日付1面コラム「北斗七星」は、日本共産党の志位和夫委員長がオバマ米大統領に核兵器廃絶へのイニシアチブを求める書簡を送ったことについて、「深い考えもなく『核廃絶』という言葉に飛びついたのでなければ、党内で徹底的な討議を重ね対米認識を変化させたのだろうか。反米的な綱領がどう変わるか注目したい」などと揶揄(やゆ)しています。
・・・公明党が「平和の党」の看板と対極の立場に陥っていることを告白するだけです。
・・・それは、同コラムがつづけて、「日本の防衛は核を含む米国の抑止力で支えらている」と、核抑止力と日米安保体制を堅持をあからさまに表明していることでよりはっきりします。
ーーーーーー
赤旗(大さん)は、厳しく公明新聞「北斗七星」を批判している。
ボクも含め大多数の人は「赤旗」の立場と同じだと思う。
本来なら、総理大臣が真っ先に反応しなければならないところを、共産党が行動している。
「言葉に飛びついた」のではなく、普段の系統的、持続的な核廃絶の活動があるから機を逸せずに書簡を送ることができたのだと思う。
書簡の内容も熟慮を重ねたものだ。
だから、米政府からの返書に、「この問題にたいするあなたの情熱をうれしく思う・・・」
「思慮にとんだあなたの書簡に重ねて御礼をもうしあげます。」
とあるのだ、と思う。
ーーーーー
・ある人の言葉に「金言とは機会を失わずに発した言葉である」とある。
機会を逸して言ったのでは、愚人の放言に過ぎない。
また俗に「下司の後知恵」というが、知恵を出す時期が遅れると、君主も下司となる。
(にとべいなぞう)
ーーーーー
③ついで。
公明党・創価学会から投票以来がボクのところへもきた。板橋の人から、茨城の人から、野田の人から電話と訪問を受けた。なんでも、荒川区は最重点区なそうだ。
話の中に、「定額給付金もらった。あれは、公明党がやったのよ」、というのがあった。(黙ってきいていたけど)。
麻生総理大臣まで、街頭演説で「みなさん!定額給付金もらった?」とやっていた。
聴衆が創価学会だったからなのだろう。
落ちたものだ。
自民党には、「米百表」の思想があるものと思っていたのだが。
いつのまにか創価学会の「給付金」思想に洗脳されてしまったようだ。
定額給付金が「景気対策」か「貧困対策」か分からないけれど、いずれ間違っていると思う。
古代中国の諺にこうある。(受け売りもはいっているけれど)。
(人民に)「魚一匹を与えても一日しか食べられないが、釣りを教えれば一生食べていける」。
「米百表」の思想と同じだ。
・2兆円ものお金を「給付金」でばら撒いている。間違っている。
困っている人には「生活保護」を充実させ、教育(奨学金制度他)の充実、医療、介護、保育、育児援助に使うべきだ。
・定額給付金=創価学会、公明党の思想は間違っている。
間違った思想からは、間違った行動が生まれるのだ。
ーーーーー
(演説続きー一部)
・(笠井議員は)憲法9条について、制定直後の幣原喜重郎元首相の文章を読み上げられた。
素晴らしい内容です。今の自民党議員に聞かせたいものです。
・民主党の鳩山由紀夫党首は改憲論者で自民党内タカ派と同じ立場です。
・東京都政においても、民主党は石原都知事の案件に99.3%賛成している。
はっきりした与党です。
選挙の時だけ野党になるのはフェアーではない。
・共産党の都政政策につついて述べます。
75歳以上の医療費を無料にー65歳以上も軽減化を
特養老人ホーム増設する、
認可保育園の増設する、
30人学級の実現、奨学金制度の充実、
都営住宅の新規建設
中小企業振興条例制定、融資制度の拡充。
・財源は十分にあります。
東京都の全体予算は13兆円。スゥエーデンの国家予算なみだ。
先ず、オリンピック計画を止め、それを口実とした大型開発の予算を福祉へ回す。
1メートル1億円も掛かる道路建設が予定されている。これはすぐやめる。
新銀行東京へは、1,400億円もつぎ込み、まだ続けようとしている。
この無駄をやめる。
議員の海外旅行も無駄使いだ。やめるべきだ。
財源はでてくる。
・民主党は、選挙公約に議員定数の削減を言っている。比例代表部分を80減らすといっています。
重大な問題だ。少数政党を切り捨てようというものだ。はんたいだ。
(民主党の危険な面がみえる)
・赤旗日曜版(6月21日号)に"やくみつる さん直言”が載っています。
「本当の対立軸なら共産党でしょ」、といっている。
これは正論だ。
・韓国の国会議員と会談しました。
ハンナラ党の女性議員は、「共産党の党名を変えたらよいのではないですか」と言いました。
私は、日本共産党が結党以来85年間、反戦、平和のため闘ってきたこと、戦前、朝鮮=韓国の植民地支配にも反対し、朝鮮=韓国の独立運動を支持して闘ってきたことを話しました。
女性議員は、「ごめんなさい」と言い、「日本で韓国の植民地支配に反対した党があったことにお礼を言いたい」
「日本共産党のままでがんばってください」と言いました。
(拍手)


Comments