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April 22, 2017

「核兵器禁止条約の国連会議」に参加して。志位委員長の報告

2017年3月X日 【核兵器禁止】=重要な、重要な ことだ。
*新聞を読む。
★【朝日新聞・2017年3月30日・木・夕刊】★
(2面)
◎核禁止「日本不在は遺憾」
―条約交渉参加に志位氏出席―
米国を訪問中の共産党の志位委員長は29日、ニューヨークの国連本部で開かれている核兵器条約の交渉会議に出席し、
「日本政府がこの議場にいないことは遺憾だが、被爆者と日本国民の大多数はこの会議を支持している。
核禁条約は市民社会の力と合わさり、核に依存する国々に政策返還を促すだろう」と述べ、条約の制定に賛同する考えを示した。
志位氏は「核軍縮・不拡散議員連盟」(PNND)のメンバーとして発言。
「核兵器の使用と威嚇は違法化され、核兵器の保有には(悪の)烙印(らくいん)が押される」などと訴えた。
(ニューヨーク=松尾一郎)

〈写真説明〉
・発言する日本共産党の志位和夫委員長=29日、ニューヨークの国連本部、松尾一郎撮影
(拍手)
ーーーーーーー
■国連会議での志位委員長の演説■
(全文)
親愛なる議長。
日本の国会議員で日本共産党委員長の志位和夫です。
「核軍縮・不拡散議員連盟(PNND)に所属しています。
日本政府が、この議場にいないことは大変に残念なことです。
(そのとおりです!)
しかし、被爆者の方々と日本国民の大多数がこの「国連会議」を支持していることは明らかです。
(拍手、同感!)
核兵器禁止条約の交渉についていえば、核兵器に依存する国々(核兵器保有国と「核の傘」のもとにある国)の参加が求められることはいうまでもありません。
しかし、仮に、最初はそれらの国々の参加が得られなかったとしても、賛成する圧倒的多数の国々によって核兵器禁止条約が締結されるならば、核兵器の使用と威嚇は違法化され、核兵器の保有には悪の烙印が押されることになります。
(拍手)
核兵器禁止条約の締結は、市民社会の組織の力と合わさることによって、核兵器に依存する国々に対して、政策を変え、核兵器の完全廃絶への取り組みに加わるよう迫るものとなります。
私は、この「国連会議」が大成功することを強く願っています。
被爆者の方々もまさしく同じ思いでしょう。
ご清聴ありがとうございました。
(拍手)
ーーーーーーーー
●【しんぶん赤旗・2017年4月9日・日】●
(7,8,9、10面)

★「核兵器禁止条約の国連会議」に参加して=志位委員長の報告
(写真)=報告する志位和夫委員長=7回、党本部

(見出し)

Ⅰ、「国連会議」の画期的、歴史的意義について

*歴史初の核兵器禁止条約にむけた多国間国際交渉の開始

*各国政府と市民社会によって構成された会議―被爆者の声が世界を動かした
(写真)=被爆体験を語る被団協事務局次長の藤森俊希さん=3月27日、ニューヨーク(加来恵子撮影)
(写真)=発言する被爆者のサーロー節子さん=3月28日、ニューヨーク(加来恵子撮影)

*世界の本流と逆流が鮮やかに浮き彫りになった
ーー
Ⅱ、日本共産党代表団の活動について

*私たちの活動の概要―「要請文」、「文書発言」、「演説

*要請の内容について―まず「禁止」し、「廃絶」へと進む道を示した

*キム上級代表、ホワイト議長、ドゥアルテ元上級代表との会談

*38の国・機関との懇談・要請―「「要請文」の立場は多くの参加国に共有された

*日本政府不在のもとで、被爆国・日本国民の声を、国連に届けた

◎国連の公式会議で初めた行った演説について

日本共産党代表団は、「国連会議」で、市民社会の代表の一人として、演説(ステートメント)を行うことができました。
国連の公式会議で党の代表が演説を行うのは初めてのことであります。
これは、当初は予想もしていないことでした。
市民社会の代表には、1日15分間の発言時間が割り当てられています。
世界中から多くのNGOが会議に参加し、演説を希望しており、一人に割り当てられた演説時間は2~3分程度です。
非常に競争率が高い(笑い)。
ですから私たちは、初日に演説した被爆者の藤森さんは別角として、日本からの演説は日本原水協までではないかと考えていました。

私たちが演説をすることができたのは、多くの方々のお力添えのおかげであります。
私たちは、「核軍縮・不拡散議員連盟(PNND)の一員として会議に参加しましたが、PNND事務局長のアラン・ウェアさんには、私たちの会議の参加から演説まで、温かいサポートをいただきました。

私たちは、ニューヨークに着くと、PNNDから参加したみなさんと懇談会をもちました。
私は、演説テキストについて説明しましたが、アラン・ウェアさんは賛同してくれただけでなく、ネイティブの立場でよりよい英語に仕上げることまでしてくれました。
カナダからはリンダ・ダンカン共同議長(新民主党)が参加しており、PNNDの演説枠をどうするかが相談になりましたが、一つの演説枠を、仲良く日本とカナダで分け合うことで合意しました。
私たちは、2日目の最後に演説する予定となり、発言席に着きました。
ダンカンさんは私のテキストを見て、「英語でスピーチするのですか」と聞いてきます。
私が「そうです」と答えると、
「それは素晴らしい。それなら私が発音をチェックしてあげましょう」と言う。
(笑い)
私が発音の難しい単語をいくつか話すと「とても良い」と優しくほめてくれ(笑)、とても良いコンビになりました。
ところが、私たちの演説の直前のところで、2日目の議事は終了が告げられ、演説は3日目にまわされてしまいました。
ダンカンさんは、その日に帰国する予定で、無情にもせっかく用意した演説ができなくなり、たいへんに残念がっておられました。
結局、私は、3日目に、彼女に代わって欧州でPNNDの活動を担当しているジャンーマリ・コリン氏とともに演説をすることになりました。

私たちの演説が実現するうえで、もう一方、たいへん世話になった方がいます。
ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)・国際運営グループ共同議長の川崎哲(あきら)さんです。
川崎さんは、私が参加することを知ると、演説が実現するよう力を尽くしてくれました。
NGOの発言の全体のコーディネートをやっているICAN事務局メンバーに私たちを合わせてくれ、そこでも私は演説テキストについて説明し、内容への賛同を得て、ICAN事務局のメンバーのみなさんは、演説者リストに入れることを約束してくれました。

ごく短時間の演説でしたが、実現するまでには多くの方々の支援があったことを、感謝とともに報告しておきたいと思います。
(拍手)

そして、私たちの演説が実現したのは、わが党がたんに被爆国の政党というだけでなしに、「国連会議」とかみあった政治方針をもってこの会議にのぞんだことが評価されたからだと思います。
(!なるほど!)

・・・・略・・・・

*「国連会議」第1会期は、私たちの想像をこえる成果をあげた*

ーーー
Ⅲ、世界の躍動する姿、野党外交の新しいステージ

*世界は、逆流や複雑さをはらみながらも、平和と進歩への歩みを刻んでいる

*「国連会議」への参加を通じて、新しい道、新しい友人、新しい財産をつくった

(終)=全文読むべし!=
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