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May 2017

May 22, 2017

講演・「21世紀の世界をどうとらえるか、世界の本流と逆流」(田川 実 日本共産党国際委員会事務局長) を聴く。

2017年5月12日(金)
(案内)より
★荒川革新懇 2017年総会★
荒川革新懇の年次総会を下記の日程で開催いたします。
世界でも平和を求め格差と貧困の是正のためのたたかいがひろがる一方さまざまな逆流や複雑な諸問題があります。
大局を抑えながらリアリズムの立場で世界を見ることが求められます。
3月には、核兵器禁止条約交渉の第一回の国連会議が行われ、実現に向けて世界の世論と運動が決定的になっています。
革新懇が広範な国民との連帯と共同をされに発展させていく時です。
みなさんとともに草の根から前進を切り開いていきたいと思います。
ぜひ、ご参加ください。

●記念講演
「21世紀の世界をどうとらえるか、世界の本流と逆流」
=日本共産党国際委員会・事務局長 田川 実 氏=

と   き: 5月12日(金) 午後6時30分~
場  所: サンパール荒川 集会室
参加費: 無料

【平和・民主主義・革新統一をめざす荒川革新懇】
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さっそく いって みよう!
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■司会: 小林事務局長

■吉田 喜一 代表世話人の挨拶
(メモ)
・今日はいろいろな所で集会が行われています。
共謀罪に反対する集会、
「生存権裁判」を支援する会議も行われていて、私はこの会議の途中から、そちらの集会へいきます。
中途で申し分けないのですが失礼させていただきます。
安倍首相は、5月3日、ビデオメッセージで憲法改定を言い、9条に自衛隊を書き込む、合憲化をめざす、それらを並々ならぬ決意で述べています。
自民党内でも、キシダ、イシハ、異論を唱える人もいるようですが、革新懇も運動を強めなければなりません。
都議会議員選挙もあります。
争点になるでしょう。
荒川革新懇は、この1年活動を続けてきましたが、新しい取り組みとして、区内の産業考古の研究をしようと、鈴木共産党地区委員長も含め区内の伝統工業やその跡地をみてまわりました。
区内の「文学散歩」なども取り入れる予定です。
幅広い革新懇をつくりたいと思います。
(拍手)
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●講演・「21世紀の世界をどうとらえるか、世界の本流と逆流」
     日本共産党国際委員会・事務局長  田川 実

(メモ)
・安倍首相は、5月3日改憲声明を行いいました。
重大な情勢です。
共産党と野党共闘の出番です。

韓国で、文在寅さんが大統領に当選しました。
日本共産党は祝辞をだし、それを韓国大使館に届けました。
その時、
大使館での話で、ヘイトスピーチ問題がありました。
日本の憲法問題の話もありました。
歴史認識の問題、アジア周辺国との問題でもあります。

戦後70年、日本国憲法は日本の出発点での国際公約でした。
憲法を変えるということは、公約を破るということでもあります。
安倍改憲阻止に全力をあげましょう。

・危機とチャンスの両方のある重大な情勢です。
政治転換のチャンスであり歴史の本流はどこにあるか。
逆流はどこにあるか。
4つの側面から見てみましょう。

①アメリカトランプ政権についてです。
大きく云って逆流です。
しかし、トランプさんの思い通りにはいかない。

②国連における、核兵器禁止条約締結の動きです。
本流です。

③各国、各地域で政治変革の動き、本流はどのようにあらわれているか。

④日本、荒川区でどのように活動するか。

ーーーーー
★トランプ政権は発足当初から課題がありました。
1、イラク、アフガン。軍事的覇権主義の問題、これをどうしようとしているか。
2、排外主義、移民制限問題。これをどうしようとしているか。
3、格差、貧困問題。これをどうしようとしているのか。

政権が発足して100日が経ちました。
3点の懸念は的中しました。
・核軍拡です。
オバマ前大統領は、2009年「核兵器の無い世界」を宣言しました。
この演説は、思惑以上に世界に影響を与えました。
トランプはこれを「好ましくない世界」と言い、核戦略の見直し、を表明しました。
30年間で100兆円を使う。核兵器の近代化を進めると。

アフガンへ5000人増派の計画もある。
大型巨大爆弾を使いました。
投下した場所は現在も「立ち入り禁止」にしている。
犠牲者の確認もできていない。
オバマ政権も無人飛行機を使った。爆撃も行った。
オバマ、トランプ、違いがある。
オバマ→ 一応、爆撃による副次的影響を考慮する。
民間人の犠牲ということを考える姿勢があった。
トランプ→ 一切影響を考えていない。
爆撃へのハードル、決断を低くしている。
軍事予算の拡大も宣言しました。
議会がどのように反応するか注目しています。

北朝鮮問題ですが、
トランプは、「すべての選択肢がテーブルの上にある」と言いました。
緊張を高めています。
オバマは、「戦略的忍耐」でしたが、これは失敗でした。
トランプは、「圧力の最大化」とも言っていますが、戦争はできません。
人命と投資の損失を考えるからです。
「国連安保理事会」15か国の協議でも、対話をしっかりやるべきだ、との発言が多かったですね。

トランプ構想はうまくいくでしょうか?
甘く見てはいけません。
しかし、世界とアメリカ内部からの批判があります。
アフガンでは莫大な戦費を費やしました。
国内での貧困、格差拡大の原因になりました。
オバマはアフガン撤退を宣言し、そのあと、トランプが登場した。

★核軍拡の政策をストップする力はどこにあるか。
大国の横暴勝っては出来ない世界=20世紀から21世紀にかけて、
国際政治には構造的変化がありました。
日本共産党の綱領は次のように規定しています。
(日本共産党の綱領から)
”多くの民族を抑圧の鎖のもとにおいた植民地体制は完全に崩壊し、民族の自決権は公認の世界的な原理という地位を獲得し、100を越える国々が新たに政治的独立を勝ち取って主権国家となった。
これらの国々を主要な構成国とする非同盟諸国会議は、国際政治の部隊で、平和と民族自決の世界をめざす重要な力となっている。
国民主権の民主主義の流れは、世界の大多数の国々で政治の原則となり、世界政治の主流となりつつある。
国際連合の設立とともに、戦争の違法化が世界史の発展方向として明確にされ、戦争を未然に防止する平和の国際秩序の建設が世界的な目標として提起された。
20世紀の諸経験、なかでも侵略戦争やその企てのたたかいを通じて、平和の国際秩序を現実に確立することが、世界諸国民のいよいよ緊急切実な課題となりつつある。”
(綱領)より

・国連加盟国は193ですが、そのうち非同盟諸国は115か国です。
国民主権はいまや常識になっています。
戦争の違法化、これが進んでいます。
100年間の歴史の流れとその間にできたルールがあります。
これを簡単に破って、超大国の思い通りに政治ができる、ということはありません。

●「核兵器禁止条約の国連会議」(3月27日~31日・ニューヨーク)が開催されました。
115か国、NGOを加えると全部で135の国が何らかの形で参加しました。
(注・日本共産党代表団・団長・志位和夫 参加)
私も行きましたが壮観でした。人数が多い。
演壇で核兵器廃絶要求の演説が続く。
発言内容は、核兵器を持って世界を支配する構造を変えよう。
アイルランドの代表は、これからの核軍縮は現状維持はもうたくさんだ、現状維持打破が課題である、
核を頂点とした国際秩序を打破し、国際政治に民主主義を実現しよう と訴え共感を呼びました。
5大国による軍縮構想はもうたくさんだ、核兵器廃絶条約の内容は、民主的革命的なものにならなければないと。
ここで、資料を見てください。
国連における、核兵器廃絶に関する取り組みの歴史を見てみます。
ーーーーーー
(資料)
★大量破壊兵器に関する条約
◎核兵器の不拡散に関する条約(NPT)
1968年採択/1970年発効
第6条 〔核軍縮交渉〕
各締約国は、核軍備競争の早期の停止及び核軍縮の縮小に関する効果的な措置に付き、並びに厳重かつ効果的な国際管理のもとにおける全面的かつ完全な軍備縮小に関する条約について、誠実に交渉を行うことを約束する。

第9条 〔署名・批准・加入・効力発生・核兵器国の定義〕
・・・・この条約の適用上、「核兵器国」とは、1967年1月1日前に核兵器その他の核爆発装置を製造しかつ爆発させた国をいう。

◎関連年表◎
・1960年代~70年代~80年代
→米ソ軍拡競争 「核戦争の危機」

・1991年 ソ連崩壊
・1996年 国際司法裁判所(ICJ) 核兵器の使用・威嚇=「一般的に人道法に違反」
「国家存亡に関わる自営の極限的な状況」では合法か違法か 「判断できない」

・1996年 マレーシアなどNAM、「核兵器禁止条約の交渉開始を求める決議案を国連総会に。
・1998年 インド、パキスタン 核実験
・1998年 新アジェンダ連合(ブラジル、エジプト、アイルランド、メキシコ、ニュージーランド、スロベニア=後に脱退、南アフリカ、スウェ―デン) 結成
「核兵器のない世界―新たな課題(アジェンダ)の必要性」決議案を国連総会に。

・2000年 NPT再検討会議 「明確な約束」
・2008年 国連事務総長が「5項目提案」 ‣第1項で禁止条約の交渉呼びかけ 
・2010年 NPT再検討会議 「核兵器がもたらす破滅的な人道上の結末に深い憂慮」
「核兵器のない世界を達成し維持するための枠組み」が必要

・2012年 「核軍縮(撤廃)の人道的側面に関する共同声明」
ーー
◎生物兵器禁止条約  1972年採択/75年発効
・全面禁止(開発・製造・貯蔵)と廃棄

◎化学兵器禁止条約 1993年採択/97年発効
・全面禁止(開発・生産・貯蔵・使用)と廃棄
検証機関として化学兵器禁止機関(OPCW)

◎対人地雷禁止条約(オタワ条約) 1997年採択/99年発効
・全面禁止(使用・貯蔵・生産・移譲) 廃棄と除去、犠牲者支援
162か国が加盟、米中露など未加盟

◎クラスター爆弾禁止条約(オスロ条約) 2008年採択/10年発効
・全面禁止(使用・生産・貯蔵・移譲) 廃棄と除去、犠牲者支援
119ヵ国カ国が加盟、米中露など未加盟

★核兵器にないことこそ安全=国連での議論
・「核抑止力なしに国の安全保障はないというなら、より多くの国が核兵器開発を必要とおもうだろう。
核兵器は、安全をもたらさず、逆に、国際の安全とすべての国と国民の安全に脅威だ」
(オーストリア、2016年10月)

・「核兵器が隣国の安全、地域、世界の安定に脅威であるからこそ、禁止条約は重要なだけでなく、もっとっも急務なのだ」
(インドネシア、2017年3月)
ーーーーーーーー
〈田川事務局長のお話し続き)
・国連内で核兵器禁止条約の会議が行われている時、議場の外でアメリカ等保有国が記者会見を行い、
北朝鮮の問題を取り上げ核兵器廃絶は意味がない言いました。
議場内では、「そんなことを言っているから核兵器はなくならないのだ」との発言が相次ぎました。
見た通り、(NPT)第6条(核軍縮交渉)では、「誠実に交渉をおこなうこと」が約束されています。
しかし、(米ソ)はまともな態度を取ってきませんでした。
国連で条約を作らなければならない。
条約を作るための総会を開く。
総会を開くには大変な努力が必要です。
予算も必要です。
今回は全て計算して開催しています。

・長崎から参加した大学生・
「核兵器禁止条約の無い世界は、殺人を犯しても処罰する法律=殺人罪のない世界と同じだ。
日本における銃刀法のない社会と同じだ。
それではダメだ、というのが今日の取り組みだ。
今度の総会は、核兵器廃絶の活動の水準を一つ引き上げるものだ」

そして、
(資料)
■藤森俊希・日本原水爆被害者団体協議会事務局次長の演説
被爆者は昨年4月、すべての国が核兵器を禁止し廃絶する条約を結ぶことを求める国際署名を始めました。
世界各国に呼びかけ昨年10月、1回目の署名56万余を国連総会第1委員会議長に届けました。
現在累計で172万余の署名が集まっています。
億単位の署名を目標に2020年まで続けます。
法的拘束力のある条約を成立させ、発効させるためにともに力を尽くしましょう。
(拍手)

■セツコ・サーローさんの演説
私はナイーブな人間ではないので、この条約をはねつけようとする国々が出てくると予想しています。
彼らは、自分たちがなぜかこの命を破壊する兵器を保有する権利があるのだという勘違いにしがみついていて、私たち全員を脅かすでしょう。
私は特に、この交渉会議に全面的に参加することができない日本政府を強く非難します。
昨日の朝の日本政府代表の発言を聴いて、被爆者は、自分の祖国にずっと裏切られ、棄てられてきたと云う気持ちをさらに強くしています。
彼らは、核の惨禍の現実から学ぶことを期待するとして、広島に外国要人を招くことで核軍縮に重要な役割を果たしていると称しています。
しかい、アメリカの核の傘に留まり続けている日本のこのような行動は、まったく空虚なごまかしにしぎません。
日本政府は、日本国民の意志に応えて独立した立場をとるべきです。
真剣に軍縮の為に努力しておられる政府代表のみなさんには、核兵器禁止のために皆さんの交渉から恩恵を受ける将来の世代がいることを感じるだけでなく、広島・長崎の無数の人びとの証言を感じていただきたいと思います。
原爆で亡くなった人々の記憶と姿はつねに私を支え、導いてくれました。
多くの被爆者もこのようにして生き続けてきたのだと思います。
愛する人々の死を決して無駄にしないために。
みなさんが今週のこの会議を進めるなかで、彼らの支えと存在も感じていただきたいのです。
そして立派に任務を果たしてください!
そして被爆者が、この条約は世界を変えることができ、必ず変えると確信していることを知ってください。
(拍手=「拍手は1分間以上つづきました」=田川)
ーーーーー
◎みなさん、核兵器禁止条約ができればどうなるでしょうか。
国際政治に大きな影響を与えます。
すでに、反響はでています。
・イギリス労働党の(影の)平和軍縮大使は「選挙に勝って禁止条約に調印したい」と述べました。
・フランスのメランショフ大統領候補は「核兵器禁止条約は必要」と発言しました。
フランスは左翼、右翼ともに核禁条約には消極的でした。
核保有5大国にとって「大きな脅威」となっています。
この6月に、国連で第2回会議が行われます。
成功のため力を尽くしたい。
私たちは、核兵器禁止条約締結のための署名を集めています。
この一筆一筆が核の無い世界につながる、大きな力を持っています。

志位和夫委員長は、コスタリカ政府のエンホワイトさん(女性)と会談しました。
日曜日でしたが大使館を開放して会ってくれました。
会談の中で、彼女が一番反応したのは、志位さんが「核廃絶の署名が172万筆集まっている」と言った時でした。
エンホワイトさんは、「本当に力を与えてくれる」と応えました。
美しい表情でした。
世界の世論をよりどころにして活動しているということを感じました。
私たちは、署名を6月、7月にまた届けたいと思います。
世論の力、条約の力で核兵器廃絶へ進んでいこうではありませんか。

(資料)
★禁止条約の要素★=2016年8月に国連の作業部会が採択した報告から
(a)核兵器の取得、所有、備蓄、開発、実権および生産を禁止
(b)核戦争計画立案への参加、核兵器のターゲット設定及び核兵器制御要因の訓練への参加によるものを含め、核兵器の如何なる使用にも参加を禁止、
(c)核積載艦船の入港及び領海侵入許可禁止、核搭載航空機の自国空域への侵入許可禁止、核兵器の自国領域通過(トランジット)の許可禁止、核兵器の自国領域への配備および展開の許可禁止を含め、自国領域における核兵器の許可を禁止
(d)核兵器にかかわる活動への資金提供及びIAEA(国際原子力機関)の包括的補償措置を適用していない国に対する核分裂性物質の提供を禁止
(e)条約の禁止する行為の支援、奨励、および直接および関節を含め誘導を禁止
(f)核兵器の使用および実験の犠牲者の権利の承認、犠牲者に対する支援及び環境改善への誓約

★市民の役割を強調★=(被爆者、被害者の特別の役割も協調)
「作業部会は、核兵器の脅威、なかでも健康とジェンダー、持続可能な開発、気候変動と環境、文化遺産と人権の保護に与える影響について、公衆の認識を高める上で、国連の加盟各国、国連諸機関、国際機関、市民社会(NGO,学術界、議員、マスメディア及び個人など)がそれぞれ果たしうる役割を認めた」

「作業部会はまた、将来の世代に知識を引き継いでいくため、特別の若者メッセンジャーや学生平和大使の促進
などにより、若者を参加させていく重要性を強調した」
ーーーーーーーー
◎次に北朝鮮の核問題です。
【北朝鮮の核・ミサイル開発に国際社会はどう対応すべきか。二つの基本的方向】

・トランプ政権はシリア空爆をやった。
国連決議などなかった。
安倍首相はすぐ支持した。
北朝鮮でも「あらゆる選択肢がある」と、トランプ大統領はいっている。
安倍政権はこれをけしかけるような態度だ。
公明党は安倍政権と同じですね。
しかし、北朝鮮に差し迫った危険があるのでしょうか。
中国のブダイイ外相が日本へ来て、「中国は平和的外交的手段で解決する」と言いました。
すると、公明党はすぐその通りと中国へ同調します。
安倍が云えばすぐ安倍に同調する。

(私たちの立場)
(1)軍事対軍事の危険な悪循環を深刻にする道でなく、対話による解決に徹する、ことです。
(2)国際社会が本気になって「核兵器のない世界」への具体的な行動に取り組む、ことです。
国際社会のさまざまな努力にもかかわらず、北朝鮮の核・ミサイル開発を止めることが出来ていないという事実を踏まえ、従来の延長線上にとどまらない外交的対応と、中国を含む国際社会による制裁の厳格な実施・強化という両面での対応を抜本的に強化することによって、北朝鮮の核・ミサイル開発の手を縛り、その放棄に向かわせることが重要である。
・2005年9月の「6か国協議」の「共同声明」、2002年9月の「日朝平壌宣言」に立ち返り、核・ミサイル・拉致・過去の清算などの諸懸案の包括的解決をめざす、ことです。

【2015年㋇23日、しんぶん赤旗・日曜版】
Q:「朝鮮有事」現実性は/戦争止めた韓国の実情:Q
A:
安倍首相らは「朝鮮有事」を想起させる事例を挙げ、北朝鮮による攻撃が切迫しているかのような話を繰り返しています。
しかし、現実はどうか。
1994年、北朝鮮の核開発計画をめぐり、米国が北朝鮮の核施設の空爆を検討する一触即発の事態がありました。
之を止めたのが韓国の金泳三大統領(当時)です。
金大統領はクリントン米大統領に電話して、「あなた方は空から爆撃できるが、北朝鮮は直ちに韓国の主要都市に砲撃をはじめる」と強調。
もし米国が攻撃しても60万人の韓国軍の1人も動員しないと伝えました。
この中で戦争は回避されました。
韓国の首都、ソウルの40キロ先は北朝鮮との境界線です。
戦争になれば朝鮮半島全体が甚大な被害を受けます。
リアルに見れば、「朝鮮有事」がいま起きる状況にはありません。
韓国政府は昨年7月、日本の集団的自衛権行使の閣議決定に対し、
「日本が集団的自衛権行使で朝鮮半島の安全または韓国の国益に影響を及ぼす事案は、韓国の要請か同意がない限り決して容認されえない」
との外務省報道官声明を発表しました。
日本が頭越しに集団的自衛権を行使することを韓国は厳しく拒絶しています。
ーーー
★【米国は軍事的選択肢をとるな/外交交渉の中で北朝鮮の非核化を】★
=日本共産党・志位委員長の「見解」から・4月13日=
米国は、国際社会と協調して、経済制裁の厳格な実施・強化を行いながら、北朝鮮との外交交渉に踏み切り、外交交渉の中で北朝鮮の核・ミサイルの手を縛り、それを放棄させるという選択肢こそとるべきである。
安倍政権は、軍事力行使を選択肢とすることを歓迎する姿勢を直ちに改めるべきである。
米国に対して軍事g的選択肢をとるなときっぱりと要求するべきである。
北朝鮮問題の外交的解決の立場に立つよう強くはたらきかけるべきである。
ーーーー
・軍事攻撃の選択、朝鮮有事ー事態は20年前(1994年)より深刻なものになります。
許してはなりません。
ーーーーー
●NHKの世論調査(2014年7月)→日本国憲法に基づく「平和の対案」の土台
Q:今、日本が戦争や紛争に巻き込まれたり、他の国から侵略を受けたりする危険はどの程度?
1、非常に危険     (13,8%)
2、ある程度危険    (59,1%)
3、あまり危険はない (18,7%)

Q:中国は軍事力を増強し、日本近海でも活動を活発に。日本はどんな姿勢で対処すべき?
1、日中2国間の関係を深め対処    (23,1%)
2、米国との軍事的抑止力により対処 ( 5,2%)
3、日本の防衛力を高め対処       ( 9,5%)
4、アジア諸国との連携強化で対処   ( 50,0%)
ーーーーーー
●毎日新聞(2017年4月22、23日調査)
Q:各国が北朝鮮にどう対処すべきか?

A:「外交努力を強める」   64%
 (男:58%、女:68%)

  「軍事的な圧力を強める」 21%
 (男:32%、 女:13%)
ーーーーーー
(田川さんのお話し)
・核兵器なくせの声を実現する、
外交官の声、草の根の声、被爆者の声を結びつけて実現する。
国連で核兵器禁止条約を採択する。
セツコ・サーローさんの演説は、「この条約は世界を変えることができ、必ず変えることが出来ると確信している」と結んでいます。
核兵器廃絶の運動は、核の世界だけのことだけではありません。
世界の支配構造を打ち破る活動でもあります。
二大政党制―これにとらわれない運動が世界の大勢になっています。
アメリカのバーニー・サンダースさん。
フランスのメランショフさん。
・共産党ですが、共産党が選挙で政権参加した国、参加したことのある国は、世界に20か国あります。
現在、10か国で政権参加しています。
ネパール、ポルトガル、チリなどです。
それぞれ闘いの歴史があります。
チリは40数年ぶりの政権復帰でした。

・日本で日本共産党の躍進を勝ち取る。
それは、野党共闘を進める力になります。
都議会選挙、荒川区は定数2ですね。
本流と逆流がぶつかっています。
ここで、自公の独占を打ち破り、共産党が勝利すれば、その影響は日本全体に及ぶでしょう。
世界に影響を与えるかもしれません。
勝利しましょう。
(長い拍手)
ーーーーーーーーーーーー
【会場からの質問など】
(質問)
Q:オバマ前大統領とトランプ大統領とは違いがあるとのお話しでした。
日本の安倍首相は、オバマさんと云えばオバマさんにすりより、トランプが当選したとなれば、すぐ飛んでいきます。
どちらも同じだと。
何か違和感を持つのですが、、、。

Q:北朝鮮のミサイル実験などに、日本政府は抗議声明を出しますが、声明は北朝鮮に伝わっているのですか。
伝えるルートは持っているのでしょうか。
日本共産党はどうなのですか。
志位委員長の発言などは北朝鮮に伝わっていますか。
どのようにして伝えていますか?

【田川さんの応え】
(メモ)-一部
◎オバマさん、トランプ大統領、確かに違いはありますが、ただ、同じアメリカ帝国主義国の大統領だということですね。
戦術面での違いです。
トランプさんは、共和党主流とも違っている。
似ているとすれば、ブッシュですか。
イラク、アフガンでやった、あのやり方をまねているようなところがありますね。
安倍首相は、(対米従属)、中国へ対抗する、北朝鮮問題―とにかくアメリカの力を借りたい、ということだと思います。
アジアでの優越感を持つ、それとかさなっている面もある。
オバマさんに対しては、自民党内に批判的なムキがあった。
北朝鮮に対して強硬姿勢をとれと。
軍事行動をやれとけしかけているところがある。
共産党の吉岡吉典参議院議員(故人)がアメリカの国会議員と話したとき、その米国議員は吉岡さんに「日本の(保守系)国会議員は(北朝鮮問題で)戦争を望んでいるのですか」と聞いたそうです。
沖縄の基地問題でも、米軍に対してどうか日本に居続けてください、というような態度を取っています。

・北朝鮮のことですが、そこの政治家とも話したことがりますが、
とにかく計算高い国です。
損得勘定をしっかりやっている。
アメリカは言って見れば、ギャング的な所がある。
腕力にまかせる。
しかし、悪者は悪者なりにしっかり計算している。

朝鮮半島は緊張しているが、(中東のような)、戦闘はおきていない。
朝鮮戦争(1951~53)以来、65年間戦争はありませんでした。
イズミ教授ですか「朝鮮半島は平和ですよ」-皮肉まじりですが、話していたのは。

チンピラとギャングの喧嘩です。
やれやれとけしかけるのではなく、両方とも武器を捨てろと云わなければなりません。

◎日本政府と北朝鮮に正式の国交はありませんが、日本政府の声明などは主に中国経由で北朝鮮へ届いています。
日本共産党の声明なども確実に先方へ届けています。
国連や国際機関を通じる場合もあります。
ファックスを使うこともあります。
(終わり)
ーーーーーーーーーーーー
★相馬けんいち さん(日本共産党都議会議員候補者)の挨拶
(メモ)
・安倍首相は、5月3日、憲法改定のメッセ―ジを出し、2020年までにやると期限まで区切りました。
都議会議員選挙を前にして、
これは、東京都民への挑戦です。
私は都議選に勝利して、都民と共に、憲法を守るとの意思をはっきり示します。
荒川区は定数2、現在、自公です。
対立軸ははっきりしている。
野党第1党の民進党はどこにいるのか。
(荒川に)いません。
安倍政権の暴走を止めるためにも、共産党への支持をお願いします。
公明党は小池都知事にすり寄っていますが、
豊洲移転問題で、小池さんの足を引っ張っています。
本音は、自民と同じ豊洲へ早く行け です。
ーーー
先日、自民党の区議何人かと話す機会がありました。
40歳代の自民区議からいわれました。
「私が政治家の名前で最初に覚えたのは 相馬けんいち です。
小学生のころですが、有名でした。」

区議会から都議会へ、全力をあげます。
(長い拍手)

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May 17, 2017

講演「都議選での躍進と日本の新しい時代を切り開く」(田熊和貴 日本共産党中央選対局)を聞く。

2017年5月9日(火)
(案内)
★5・9・都議選勝利目指す学習会★
記念講演・田熊和貴氏 (日本共産党中央委員会選対局)
「都議選で躍進し日本の新しい時代を切り開こう」
*日時、 5月9日(火) 午後6時15分開会
*場所、 荒川区集会室
・都議選に向けて、中央委員会選対局の田熊和貴氏を迎えて記念講演学習会と荒川区労働者後援会発足総会を兼ねて行いますのでぜひご参加ください。
◎主催:荒川区労働者後援会準備会・日本共産党荒川地区委員会
ーーーーーーーーー
・「田熊和貴」・
1960年代後半から1970年代前半、、、。
全学連、民青、大学の民主化、ベトナム反戦、革新都政ー美濃部都政、佐藤内閣、、、。
個人名と歴史が、、、結びつくのだ。
田熊和貴氏、あの頃の全学連委員長(東京経済大学)、だった。
ーーーーーーーー
・仕事があって遅れた、途中から聞いた。
・会場混雑、50席に何人入っているのだろう。
座れない。立ち見多数。人気がある。
ーーーーーーーーー
(レジュメ)
【都議選の勝利めざして、どうたたかうか】
2017年5月9日   田熊和貴

★(1)都議選の対決構図と争点―政党選択の角度で

①豊洲問題ー「食の安全」と「都政のヤミ」をめぐる対決
 
②逆立ち都政の継続か、転換か

③安倍暴走政治に立ち向かえるのどの党か

★(2)都議選を総選挙に連動させる大きな構えで

①野党共闘をめぐって

②日本共産党の躍進―総選挙の政治目標

③中間選挙と総選挙―この間の全国の経験から

★(3)荒川区―2人区での挑戦の意義と特徴

★(4)選挙の取り組み方も「未踏の領域」への挑戦として

①有権者の変化にかみあった新しい取り組みを

②新しい層にどう接近し交流し共同するか―宣伝戦でも 組織戦でも

③選挙と量と質の党建設を一つの流れに

                        以上
ーーーーーーーーーーーーーーー
《田熊氏の講演ー聞くことが出来たところのメモ》

*共産党のポスターですが、青年が3人後ろ向きに立っている。
海を見ている。空をみている。
このポスターを見て、どう感じるか。
なんで、正面を向いていないのかと、言う人もいる。
見方は自由です。
青年は未来をみている。
いっしょに立って一緒に見つめようではありませんか。
これをむりに、こっちを見ろ、
共産党の方を見ろ、
とやってはいけません。
(笑い、拍手)

*共産党の演説会をあるホテルで行った。
(県庁所在地の都市ですが)
党委員会は、案内も良く工夫して行った。
”平服でおいででください”
”参加費は無料です”
”飲み物は無しです”
そのような文面でした。
青年にもうけました。
演説会は成功しました。
(拍手)

*九州の都市でのことですが、
地域の党委員会で住民アンケートを行いました。
次のような声がよせられました。
「共産党は議員をもっと増やしてもらいたい」ー(これはよくいわれます)
そして、
「共産党は党員をもっと増やしてもらいたい。
自分は、町で、生の共産党員を見たことがない。
あってみたい」
共産党への期待ですね。
応えなければなりません。

*期待といいますと、ある地方議員のお話しですが、
住民の方から議員へ言ってきた。
「共産党は良くやっているね」
その議員さん、
「いや、特別にはどうも、云々、、、」
住民の方、
「お前のことではないよ!
志位さんや小池さんだよ。
テレビで見ている。
すごいよ」
(笑い、拍手)
ーーーーーーーーー
◎司会=女性
「もっと話を聞きたい。
質問もある。
そう思いますが、田熊さん、これから任務で、
奈良へいくのだそうです。
(!出家するの?のつぶやきあり。
たしかに、風貌は大僧正というところか。)
田熊さんのお話し、素晴らしかったです。
これで終了とします。
田熊さん、どうも・・・。」
(おおきな拍手)

◎田熊さんの挨拶
(メモ)
・私は74歳になります。
しかし、まだまだ引退しません。
現役です。
選挙対策は体験が必要です。
経験の継承ー後継者の育成、これを勧めながらがんばります。
共産党の躍進!みなさん!
奮闘にきたいします。
(拍手)
ーーーーーーー
【フロアーからの発言】
◎男性ー金属労働者
(メモ)
私は荒川区内の会社に勤めています。
製造業の会社です。
相馬さんの支持をひろげようと訴えていますが、社員の7~8割が埼玉、千葉です。
区民、都民は少ない。
しかし、それだけ、東京の選挙は全国へ影響するということでもあります。
宣伝、支持拡大、知恵を出して、がんばります。
(拍手)
ーー
◎男性ー教員
(メモ)
私はもう少しで定年です。
世代継承が課題です。
教師は、とても忙しいです。
文科省も教職員の勤務実態を調べて報告しています。
児童・生徒は競争競争です。
これを少しでも変えていきたい。
都議会選挙では、相馬さんを応援します。
(拍手)
ーー
◎男性ー公務員
(メモ)
私たちの気持ちにぴったりの講演でした。
1960年代、70年代の青年のみなさん!

前回の都議選挙、隣の文京区では2人区で小竹さんが当選した。
そのことで、郷里・滋賀県に住む兄が、「共産党もやればやれるじゃないか」と言ってきました。
(私の父は、自民党系地方議員を3期つとめました)

(荒川区・2人区・共産票約1万5千)ーこういわれている。
1万5千を20000超えに持ってい行って、相馬さんをどうしても当選させなければなりません。

(私も区役所を定年です。)
相馬さんは、区役所内ではガンガンやる区議会議員として有名です。
西川区長は「相馬は中学の後輩のくせに、なんだ、、」と言いますが、
結構親しみをもっているようなところがあります。

2人区・荒川で相馬けんいち候補を必ず勝たせる。
全力をあげます。
(拍手)
ーー
◎男性ー介護・アルバイト
(メモ)
私の4歳年上の兄は、法政大学時代、全学連の活動で田熊さんと一緒だったと、、、。
最近亡くなりましたが、病床で「田熊にもう一回会いたい」と言っていました。
今日は兄の写真を持って参加しました。

新しい層への働きかけ、田熊さんは話しました。
私は仕事以外に、囲碁教室、研究会を台東区と荒川区で行っています。
その仲間などへも相馬さんの支持を呼びかけています。
(拍手)
ーー
◎男性ーJR勤務
(メモ)
相馬さんとは、旧国鉄で同期でした。
青年運動を一緒にやりました。
職場で保母さんたちとの合同旅行会などを行ったものです。
それが、結婚に結びついたりと、、。

旧国鉄(日本国有鉄道)がJRに解体再編されて、今年で30年です。
相馬さん支援のため、OB会の協力をとりつけました。
演説会への参加、宣伝、支持拡大、全力をあげます。
(拍手)
ーー
★相馬けんいち の活動★=活動ニュースより。
《憲法記念日には街角から皆さんに訴えました》
5月3日の憲法記念日には町屋赤札堂前・小台・日暮里・南千住駅の4箇所をまわり、
「憲法施行70年、平和憲法のもとで今の日本がある」
「せっかく小池都知事が立ち止まって検討しているのに、早く豊洲へと足を引っ張る自民公明のみなさん、
豊洲移転ではなく、築地再構築を訴えているのは、私だけです」
「人生の先輩が祭り太鼓の聞こえる荒川区で最後まで暮らせるように」
「命を守り育む保育教育を!女子医大存続と(荒川・足立)両区民の医療体制の充実を!都営住宅増設!給付制の奨学金の拡充を!」
と訴えました。そして、
”今度は、都政の場で働かせてください。必ず役に立ちます。”
”私が都議にでれば、なかなか届かなかった都政の情報をお知らせし、手の届くところから政治を変えていきます。”
と訴えました。
(拍手)


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May 11, 2017

「森友学園問題」「教育勅語」「道徳の検定」-新聞と本を読む。

2017年4月X日
★国会予算員会における安倍首相の答弁は、聞いていられない。
どんな風かは、テレビ中継やラジオ中継を見たり聞いたりした人は知っている。
ニュースコメンテイターは、「乱暴な答弁」「予算委員会の劣化」と言っていた。
最近は、特にそうだ。
心の奥底に嘘をかかえているからではないか。

(新聞を読む)
●しんぶん赤旗・2017年4月19日(水)●
(4面)
*日本共産党の志位和夫委員長が17日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開かれた東京演説会で行った演説は次の通りです。
(見出し)
【対決構図は「自公対共産党」】
【首都東京の底力を発揮し、必ず勝利を】
☆東京演説会 ◎志位委員長 の訴え

・その中から、途中、を一部写す。
・・・・・・
【「森友」疑惑、目を覆うばかりの大臣たちのモラル崩壊】

安倍政権には、もう一つの特徴があります。
第二の特徴は、こうしてあらゆる分野で暴走を続けながら、同時に、モラル崩壊のボロボロの姿になっていることです。
ボロボロです。
「森友」疑惑はその特徴です。
疑惑の核心―8億円もの国有地の値引きがどうして行われたかをめぐって、安倍首相夫人の昭恵氏の関与の疑惑がきわめて濃厚になっています。
真っ黒に近いグレーであります。
(!その通り!)
国有地取引に関して、籠池氏が昭恵氏付きの政府職員に手紙を送っていた。
政府職員は籠池氏の要望を財務省に取り次ぎ、その結果の回答ファクスを籠池氏に送っていた。
そして籠池氏の手紙に照らしてみると、土地の超格安払い下げをはじめ、要望は「満額回答」になっていた。
昭恵氏の関与があったからこそ「満額回答」になったのではないか。
誰が考えてもそうとしか考えられません。
(!まったく、その通り!)
追いつめられた安倍首相は、明らかに公的な存在である夫人を「私人」と強弁し、「首相夫人付きの職員が個人的にやったこと」と弁明しています。
「私人ならどうして5人もの公務員がついているのでしょうか。
職員が指示もなく勝手に動くということがありうるでしょうか。
絶対にありえない。
夫人付き職員に全責任を負わせて自分は保身に走る。
あまりに冷酷、身勝手な態度ではないでしょうか。
(!ほんとうに、その通り!)
この疑惑を解明する道はあります。
それは昭恵氏に国会にきてもらい、真実を語ってもらうことであります。
(拍手)
官邸のツイッターを見ていたら、新宿御苑の「桜を見る会」で夫婦そろって花見に興じている写真がアップされていました。
花見をするなというつもりはありません。
しかし、まず国会に出て真実を語ることが先決じゃないですか。
(拍手:そうそう、ここのところ、ラジオ放送でも政治評論家の方が、「花見をしていたが、、、云々」とふれていましたね。
外国へも二人で行くようで、テレビなどに映るが、国民は苦々しい気持ちで見ていることを忘れないでもらいたいですね。
やるべきことも、やらないで。)

私は、昭恵氏をはじめとする関係者を国会に招致し、徹底的な真相解明を行うことを強く求めるものであります。
(拍手)

モラルという点では、大臣たちのモラル崩壊も目を覆うばかりです。
稲田防衛大臣は、南スーダンに派兵された自衛隊の「日報」をめぐる虚偽答弁にくわえ、「森友」問題でも「法律的な相談を受けたことはない」という虚偽答弁を行い、虚偽が明らかになっても「私の記憶に基づいていった、虚偽答弁という認識はない」と居直っています。
こんな強弁が通用するなら、どんな虚偽答弁をやって、それが虚偽とわかっても「記憶に基づいて言いました」の一言ですむことになります。
事実にもとづく国会質疑はおよそ不可能になるではありませんか。
(拍手)

今村復興大臣は、、、、。
・・・・・略・・・・
(!今村復興大臣は、責任を取って大臣をやめたのに、
虚偽答弁を繰り返す稲田朋美防衛大臣は何故辞任しないのだろう。
おかしなことだ。)

【「教育勅語」は”天皇の命令書”-徹頭徹尾、国民主権とは相いれない】

「森友」疑惑、稲田問題、今村問題―モラル崩壊をさらしながら、安倍政権が国民に押し付けようとしているのが「教育勅語」です。

「教育勅語」を学校教材として活用することを否定しないとする答弁書を閣議決定したことは、モラル崩壊の極致といわなければなりません。
「憲法に反しない形」(で活用する)といいますが、「教育勅語」というのはそのすべてが天皇が臣下の国民に命令するというもので、徹頭徹尾、日本国憲法の国民主権と相いれないものです。
だいたい、「教育勅語」は「勅」といってところで、アウトなのです。
「勅」というのは「天皇の命令」と言う意味です。
「教育勅語」というのは”天皇の命令書”なのです。
こんなものが国民主権と両立するわけがありません。
そして「教育勅語」にあきてあることのすべては”国の非常時には天皇のために命を投げ出せ”という殺し文句につながってくる。
だからこそ、戦後、衆参両院で排除、執行決議が採択され、歴史によって葬りさられたものなのです。
「教育勅語」が多くの若者たちを戦場にかりたてたという歴史への反省もなく、なし崩しの復権をはかろうという企てを絶対に許すわけには参りません。
(拍手)
(写すの終わり)
ーーーーーーー
次に
★朝日新聞・2017年3月25日(土)・朝刊★
(16面)=社説・Editorials

《森友学園問題》
《説得力ない首相の説明》
疑問はいっこうに晴れない。
安倍首相は昨日の参院予算委員会で、「森友学園」への国有地払い下げや学校認可に、自身や妻昭恵氏が「まったく関与していない」と強調した。

審議で焦点となったのは、首相夫人付きの政府職員から籠池泰典氏に届いたFaxだ。
・・・・・・

・・・・・・
その後、首相夫人付き職員は次のファックスを籠池氏に送った。
「財務省本省に問い合わせ、国有財産管理室から回答を得ました」
「なお、本件は昭恵夫人にもすでに報告させていただいております」
「工事費の建て替え払いの予算化について(略)平成28年度での予算措置を行う方向で調整中」と、政府予算に言及した部分もある。

首相は、ファックスは籠池氏側から首相夫人付きへの問い合わせに対する回答で、昭恵氏は報告を受けただけだと主張する。
しかし、国家公務員である首相夫人付きの職員が、昭恵氏の了解もなく一学校法人の要望を官庁に取り次ぐものだろうか。
(そう、そう、そう)
首相は、首相夫人付きの行為について「事務的な問い合わせで、依頼や働きかけ、不当な圧力はまったくない」
(!ウッソー!)
という。

だが首相夫人付きからの問い合わせは、官庁に政治的な影響力を持ちうる。
・・・・・・

・・・・・・
稲田防衛相も発言の信用性がいっそう疑われる事態だ。
(そのとおり!)
・・・・・・

・・・・・・
籠池氏の喚問での証言に対し、昭恵氏は自身のフェイスブックで
「籠池さんから何度か短いメッセージをいただいた記憶がありますが、土地の契約に関して、まったくおききしておりません」
などと反論した。
だが、自分の主張を一方的に述べるフェイスブックでの説明だけで、首相夫人という公的存在としての説明責任を果たしたとは到底、言えない。

籠池氏は、虚偽を述べれば偽証罪に問われる証人喚問で証言した。
昭恵氏も自ら国会で説明すべきである。
(その通り!)

(終)
ーーーーーーーー
★同じ「社説」、同じ日の。
【「道徳」の検定―教科科で窮屈になった】を読む。
・・・・・
・・・・・
道徳が来年春から教科になるのに伴い、文科省が小学校の教科書の検定結果を公表した。
・・・・・
しかし、肝心の中身は学習指導要領にがんじがらめだ。
検定の具体例を見てみよう。
指導要領は道徳科の内容として、
「正直、誠実」「節度、節制」「礼儀」「感謝」など22の徳目を定めている。
他の教科と違い、これらに客観的・科学的根拠があるわけではない。
(!そう、そう!)
だが、指導要領に書かれている以上、教科書はすべてをもうらしなければならない。
・・・・・

・・・・・
朝日新聞の社説は「道徳の教科化」に疑念を投げかけてきたが、その思いは深まるばかりだ。
道徳の狙いは、
「いかに生きるか」という課題に子供たちを向き合わせることにある。
文科省が決めた徳目の枠内に、そもそも治まるはずがない。

教員には教科書を使う義務があるが、文科省も独自の教材使用まで禁じてはいない。

一線の先生に求めたいのは、あくまでも目の前の児童・生徒から出発する姿勢である。
一人ひとりの子やクラスをとりまく状況を踏まえ、身の回りの出来事も素材にして、胸に届く指導を試みてほしい。
(拍手)

教育委員会や学校長には、現場の意向を最大限尊重し、工夫の余地を確保してもらいたい。
考え、議論する力を本気で育てたいのなら、成長段階に応じて、教科書の内容そのものを疑い、批判的に読む授業も認めるべきだろう。
(拍手) -終ー
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
★「道徳」についての社説を読んで、昔、読んだ本を2冊思い出した。
*天野貞祐
*柳田謙十郎
二人の。
内容は、今だって、よく理解しているとは言えないが、一部書き写してみよう。
総理や大臣まで「モラル崩壊」といわれている時代なのだからのだから、一緒に勉強しなおしてみるのもよいではないか。
(モラル=道徳。倫理。習俗。=広辞苑)
●天野 貞祐○(1884~1980)
・神奈川県津久井町生まれ
・独協中学、一高、京都帝国大学卒
・京都大学教授
吉田首相時代、文部大臣、
・1964年~1969年 獨協大学初代学長
ーーー
*1966年、僕が読売新聞奨学生で新聞店にいたころ、1年先輩にOさんがいた。
独協大学英文科に通っていた。
6畳一部屋に2年間一緒に暮らした。
(ちょうど、50年前か)
今も交流しているが。
「天野学長」のことを時々はなした。
当時は、学内でつるし上げられていた 
とか。
ーーーーーーー
◎天野貞祐
  「徳育について」 1937年 (昭和12年)

1、 
・・・・・・
・・・・・・
徳育の重要性は何人も承認するにやぶさかでないにしても、如何にして徳育をさかんならしめるかが問題である。
寡聞な私はその具体的な方法については殆ど聞いたことがない。
徳育を盛んならしめることは結構に相違ないがその実行は決して容易でない。
・・・・・
社会のどこにもそう有徳者がいるわけではなく、また社会において道徳的なものは容易に力を有ちえない。
生きた現実社会にどれほど反道徳的反理性的なものが跳梁跋扈しているかを考えるならば徳育の非常にむずかしいことは明白である。
また社会にあらゆる虚偽、偽善、不道理が横行していては道徳道徳と叫んでも道徳は権威をもちうる筈がなく、徳育の十分に行われるわけがない。
・・・・・
・・・・・
2、
徳育が非常に困難なことは真面目に考える者には明白な事柄であるが、しからばその困難な理由はどこに存するであろうか。
第一にそれは徳そのものの構造に因由する。
道徳的価値即ち人格的価値は事物或いは事物関係の如き対象の価値ではなくして行為、心情の如き作用の価値である。
随って、志向追及されることが絶対に不可能でないにしても極めて困難である。
いま価値の系列を
(一)感覚的(有用、快等)
(二)生命的(活動的、健康等)
(三)精神的(知識的、美的、法的)
(四)人格的(道徳的)
という順序で考えてみると高次の価値ほど志向追及されにくい。
道徳的価値の実現される場合に於いても直接に追及される目的は一般に道徳的価値ではなくして低次の価値である。
・・・・・
・・・・・
例えば、我々が友人の経済事情を改めるために犠牲を払い、或いは友人の心配を取り除いて活動的ならしめることに由って、・・・・・愛とか友情とかいう道徳的価値が実現される。
真実と言う知的価値を他人に知らしめんとする事によって誠実と云う徳が実現される。
・・・・
・・・・
*徳育を困難ならしめる第二の理由は
道徳的法則がその実現に関して自然法則と全然事情を異にする点に存する。
自然法則は元来絶対に自然を支配する。
人間といえども自然法則の支配を免れえない。
ただ人間は自然に従いつつ自然を利用する途を知っているだけである。
・・・・・
・・・・・
道徳法則に関しては事情が全く異なっている。
愛、正義、誠実、信頼等の如き徳は決して自然法則の如くに現実を支配していない。
この意味においては道徳法則は自然法則の如くに強力ではない。
現実支配ということを根拠として行為、心術の道徳性を判定することはできぬ。
・・・・・・
・・・・・・
現実生活においては正直なる為に成功する場合があるかもしれぬ。
しかし、それが不成功の原因になることも可能である。
否、良心的であるよりは良心的でない方が人生に処しやすいであろう。
その時々の勢力に便乗していくのが最上の処世法かもしれない。
古来如何に多くの性格者が良心の為に苦難の生を送ったことであろう。
真理性に対する愛著のために如何に真正の学徒が苦しんだことであろうか。
・・・・・
・・・・・
良心は決して生存競争の武器ではない。
無良心無性格が処世を安易にするに反して性格と良心とは人を不幸にしやすい。
それにもかかわらず安易を去って艱難につき、死して生きんとするところに道徳の尊厳がある。
如何に金力権力武力暴力の如き諸勢力が社会を支配しても 勢力への便乗屈服を潔しとせざるところに道徳性がある。
・・・・・
・・・・・
自然範疇は自然を支配して例外を許さない。
然し、人生にあっては過誤や自己欺瞞は云うに及ばず、忠君愛国の旗の下に案外に党同伐異(とうどうばつい)の私心がはびこり、国体明徴の高唱の陰に私利私欲が根を張ることさえも可能なのである。
・・・・・
・・・・・
3、
・・・・・
・模範というのはつねに理想化された模型たるに止まる。
現実の生きた人間はそういう特別な場合に出会うことは容易になく、例え出会ったとしても模型通りに行動しては生きていけるかが疑わしい。
現実は不断に流動変化している。
各人の境遇はそれぞれの独異性を有する。
時代を隔てた偉人の模範や徳目の解明やを学ぶのはいわば水に入らずして水泳の型を習うに等しい。
・・・・・・
・・・・・・
第二に生徒が修身教科書を通じて様々な有徳的言行を限りなく学ぶことは、生徒の道徳感覚を鈍らす危険がありそうに考えられる。
・・・・・・
・・・・・・
終身授業に伴いやすい第三の弊害は修身身担当者をして修身は自己独占の如く思わしめ、他の教科の担当者をして修身は全然自己と無関係のことの如く思わせる点において成立する。
他の学科の担当者といえども固より教師である。
・・・・・・・
・・・・・・・
4、
・・・・・・
・・・・・・
教師が生徒の知識を向上せしめんとして我を忘れて他へ没入努力することは知育であると同時に徳育である。
自己を忘れて他人の生命、生活等の為に努力することが道徳的行為であると同じく生徒の知識を高めんとする努力も道徳的である。
前者が道徳的感化の源泉であり真の徳育であり能ふ如く後者も亦それでありうる。
知育に熱中している教師は決して直接に徳育を目指しているのではない、
そのことが却って道徳的感化を醸すのである。
・・・・・・・
・・・・・・・
事実中等学校などにおいて感化を及ぼす教師は修身の担当者よりはむしろ他学科の担当者である場合が多いのは決して偶然ではないのである。
知的価値を質料として教師は愛、誠実、勤勉、努力等等の諸徳を実現し、それを通じて生徒はこれらの徳を習得する。
ここに人格的感化があり真の徳育が行われるのである。
それ故に知育は決して単なる知育に止まるものではなくして徳育性を伴うことが承認されなければならぬと思う。
・・・・・・・
・・・・・・・
5、
すなわち教師が教師たることに矜持を感じ爽快闊達な精神をもってその職務に邁進することが生徒の人格完成、知徳の育成にとって不可欠条件である。
この条件なくして徳育を語るも無意味に近い。
然らば、我が国の教育は如何なる状態に在るかというに、其處には一つの根本的欠陥が存して右の条件を充たすことが出来ない。
欠陥とは、教育が真の独立性を有しないことである。
我が国の教育は第一に軍事教練(或いはむしろ軍事教官)に由って甚だしい束縛を受けている。
・・・・・・・
・・・・・・・
生きた社会の武器は銃剣ではなくして常識である。
常識を養うことが中等教育の本質であって、それは教養が高等学校教育の本質なるが如くだ。
・・・・・・・
・・・・・・・
わが国の教育は第二に行政機構から教育の自律性を奪われている。
上は文部省から下は町村役場に至るまで教育には何の体験もなく知識もない人々が教育と教育者とを支配するが如き不遜な考えを懐いている場合が多い。
これ等の人達はもともと便宜上教育に関係したのであって教育に身命を捧げたわけではない。
・・・・・・・
・・・・・・・
この両側面からの圧迫に由って我が国の教育は歪められ正常な機能を営むことが出来ない。
この規範を廃棄して教育の自律性を獲得することが日本教育の将来に課せられた重大適切な問題である。

教育は教育に関する体験と知識とを有つ人々の手に納められなければならぬ。
教育を天職と感じ、それにおいて生きそれに身命を捧げ来たった人々によって教育に関する一切の計画、一切の施設が為されなければならぬ。
教育を現状の如き隷属の位置に打ち捨ておくことに就いては固より教育者にその責任がある。
道理は決してひとりでには実現しない。
手を挟して真正の教育の興隆を待つは百年河清を俟つの類である。
道理は人間が全力を傾注して実現すべきものだ。
それ以外に道理が実現し正義の行われるに至る道はない。
教育者自身が社会に跋扈する不道理を痛感せず教育の隷属を憤らぬ限り、教育の独立は獲得される筈がない。

然らば如何にして教育をその圧迫から解放し能うか。
教育者が一切の私情を殺し学閥を廃棄し共同の敵に対して団結するにある。
団結のない處に社会的な力はない。
団結さえすれば力が湧いてくる。
鉄道、司法、逓信、軍事などの関係者はすべて団結によって強大な社会力を有する。
将校も教師も本来共に職能者である。
且つ教育は軍事に比して国家的重要性において優とも劣ることはない。
しかるに一方は社会の推進力をもって任じ他方は社会の被圧迫階級に止まる所以は専ら団結組織の有無に存すると思う。
一村、一群、一府県、全国と云う系統をなして教育者の純正堅固な団結を組織結成することは決して不可能では無い。
それさえできれば教育者は社会の一大勢力となり、知性が社会的威力を有つに至るであろう。

今や全国多数の教育者は生活の安定を有せず、特に小学校教員から無数の結核疾患者を出し、この職務の犠牲者は勲章と年金を貰う代わりに、強制的休退場を命ぜられ一家米穀の実に窮するの悲境にに陥る。
この時に当たりお祭り的世界教育者会議などに莫大な費用が投ぜられ、しかもその一部を小学校、幼稚園の教師にまで負担せしムルに至ってはただ驚くほかはない。
そもそも教育者はどこまで社会的圧迫を甘受しようというのでらろうか。

私は社会正義に無感覚な教育関係者や諸勢力への阿附追随を能事とする俗教育家などに訴えんとする意思を毫末も有しない。
実はこの種の人びとが革新教育の興隆を内部から阻害するのだ。
斯かる人々ではなくして心の底から人間性を愛し社会正義の念に灼熱する純正公明な教育者諸君の奮起を促したいのである。
教育者自身が強くならずして、いったい誰が教育と教育者を社会的桎梏から解放し、教育本来の使命を達成せしむるであろうか。
(終)
ーーーーーー
◎安倍能成・天野貞祐・辰野隆 集
  (角川書店) 昭和28年(1953年) 出版
の中の、(147p~154p)、
*天野貞祐・【道理の感覚】〈徳育について〉より、写した。

(著者年譜)より
・昭和12年(1937) 53歳
「道理の感覚」出版。
・・・・・・
濱田耕作博士京大総長に就任。
総長の懇請により学生課長を兼任する。
「道理の感覚」を支配する反軍思想の故をもって文部省は反対であったのを総長が説得して行った人事であった。

・昭和13年(1938) 54歳
「道理の感覚」が物議をかもすことになった。
・・・・・
果たして右翼分子を利用して著者らを葬らんとする策謀家が配属将校に迫って事をおこさしめた。
しかし濱田総長の断然たる態度と配属将校川村大佐の理解ある処理は著者の自発的絶版ということをもって事件を落着せしめてしまった。
此の時、岩波書店には4000部の未制本分があったが憲兵はこれを店員の面前で裁断した。
岩波書店としては平和克服後に出版したいから保存させてほしいと希望したが、聞かれなかったのである。
当時岩波茂雄氏はこう語った
―軍人なんて実に愚かなものだ、印刷した紙を裁断したところで紙型は保蔵されている。
戦争がすんだら、この紙型で早速本をつくるつもりだと。
この予言通り紙型は疎開して保蔵され終戦と同時に新版が発行されたのである。
ーーーーーーー
*次に
★共同執筆
・大河内一男・高島善弥・木村健康・塩野谷九十九・服部英太郎・鵜飼信成・辻清明・柳田謙十郎
【資本主義社会の終焉】 (労働文化社) 1949年出版
のなかの、(117p~148p)
*柳田謙十郎
 「道徳の変革」

(見出し)
1、家族道徳
・三つの特色
①融即制
②封鎖性
③祖先崇拝

2、封建道徳

3、ブルジョア道徳

4、プロレタリア道徳

5、人類道徳
(終)
ーーーーーーー
(写すのは次回へ)
ーーーーーーーー
◎柳田謙十郎 (1893~1983)=明治26年~昭和58年)
・神奈川県。京都大学。
・地方の教員生活ののち苦学して京大哲学科を卒業。
1927(昭和2年) 弘前高校教授
1929年 台北大学助教授
この頃、西田哲学に没頭し、高坂正顕らとともに京都学派の有力な一員となった。
1945年 文学博士
1949年以後 一切の教職を去り、マルクス主義に接近。
平和運動・労働者教育運動に積極的に参加し、戦後の唯物論哲学の普及に尽力した。
労働者教育協会名誉会長。
日中友好協会会長。
著:柳田謙十郎著作集全8巻、1967~74.
(三省堂コンサイス日本人名事典・1993)


 

 


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